茶道のおじぎ 真・行・草?
茶道のおじぎは3種類あるのをご存じですか?
『真・行・草』といって、言わばフォーマル・セミフォーマル・カジュアルという風に使い分けます。
例えば、
軸の拝見やお点前の初めと終わりの総礼は
『真』
お茶を飲むときに客どおしの挨拶は
『行』
亭主がお点前中や菓子をすすめる時などは
『草』
というように。角度ももちろん違います。
そして茶道では、何回もおじぎをします。
例えば、薄茶の場面。
お客はお茶を飲むだけでも、計3回はお辞儀をします。
まず
①右隣(上座)の人に
「お相伴(しょうばん)します」
②左隣(下座)の人に
「お先に頂戴します」
③そして最後にお点前さんに
「お点前頂戴いたします」
・・・と言いながらのお辞儀です。
お茶はたくさんのルールや形式がありますが、まずはお辞儀の仕方やタイミングなどを学びましょう。
それさえ知っていれば、初めて顔を合わせた人どおしでも、失礼がなくその場の茶会をお互い楽しめるようになっています。
茶道の世界では、おじぎは共通言語みたいなものかもしれません。
楽しくお辞儀を身につけたい方はこちら
夕照庵 茶道教室
関連記事