夏のお点前
夏には、夏の風情を楽しめるお点前がたくさんあります。
その中の一つに『葉蓋』(はぶた)というものがあります。
【水指:末廣籠の受け筒 葉:キウイ】
通常、水指の蓋は共蓋か塗り蓋などがついていますが、その蓋は使わず
梶の葉や芋の葉、蓮の葉など自然の葉を蓋の代わりに乗せて使います。
これは裏千家11代家元 玄々斎(江戸後期~明治初期)が末廣籠の受け筒
を水指に見立てて、梶の葉を使われたのが始まりです。
葉の上に水滴を残したままに使用したり、水指もガラスにするなど
涼しげな演出をいろいろアレンジできます。
夕照庵茶道教室ではこんな夏の点前もお稽古しています。
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